無事療養病棟に入院しました。

 予定通り、2月22日(木)に介護療養病棟に入院しました。

前々日から、夜に38度の発熱があり、前日にも37度台後半の発熱がありました。母本人が、不安がり、受診を希望しました。前日の水曜日朝に、病院に電話し、1日早く入院できないか、確認しましたが、無理ですとのお返事。

 1日待って入院しました。

 持ち物に忘れ物がないか気を使い、当日の朝ももちろん胃ろうに栄養と薬を注入し、機器をミルトンで消毒し、痰を吸引しと、感傷にひたる時間もありませんでした。

 いつものタクシー会社がストレッチャーが壊れたとかで、初めてのタクシー会社で病院に向かいました。厳寒の日で雪がふわりと積り、タクシーが停車する場所と、ストレッチャーの通り道を除雪。なんとか病院にたどり着きました。

 着いた後は、福祉相談員の方とお話し。お医者さんの診察の後で、お医者さんとお話し。

 母に、「お医者さんも看護婦さんもいるし、大丈夫だよ」と伝え、母も安心したようで、ほっとしました。

 初日に感じた療養病棟と急性期病棟の違いはまた後日書きます。

 決めるまでに、とても悩んだのですが、よいところへ入院できてよかった。

 やはり、母の命を背負っているというのは、重かったです。いくらヘルパーさんが来ても、訪問看護師が来ても、違います。入院して初めて、自分が相当緊張していたことを実感しました。買い物に出ていても、寝ている母のことがいつも頭にありましたから。

 日本の制度に感謝です。

 6カ月という介護休暇が半分ほど過ぎた頃から、休暇が終わったらどうすればいいか悩みながら過ごして、苦しかった。離職して、ずっと母のそばにいたいという本音がいつも底にありました。でも、入院が決まってから、母が私に介護させてくれたのだと、心の底から思えるようになりました。

「お母さん、下手な介護だったけど、介護させてくれてありがとう。」と。