職場復帰後、風邪引きました

職場から1週間の忌引き休暇をもらいました。

忙しい1週間でしたが、何とか元気に乗り切って職場復帰前日には、職場用のお菓子も買って準備万端。。でも復帰予定の日の早朝から、吐き下し。何とか午前中乗り切り、午後からまた休みを貰いました。

御斎を折詰にして、持ち帰ったのが悪かったか、それとも饅頭が古くなってたかと思いましたが、その後娘が木曜日に同じ症状となり、慌てて受診。感染性胃腸炎と診断されました。医師曰くこの時期の胃腸炎は感染力が強いとのこと。

金曜日は休みましたが、月曜から出勤。するとこんどは喉をやられる風邪の症状が出ました。

母を介護している間は風邪ひかなかったのになぁと思うと不思議です。

通夜葬儀では沢山の人に会い、手洗いうがいなどする暇がなかった言うのが本当の所です。

子供関係の事務仕事もあるので、早く元気になりたいです。

写真は葬儀場の母を安置したお部屋のお花です。

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朝日新聞の歌壇      「寝ずの番はできない規則になりました」

                                                斎場の鍵を業者は閉める        高木 ナナさん(川口市)

その通りで、葬儀場で遺体によりそって夜を過ごすのを葬儀屋さんは喜んでないなと感じました。

お言葉に甘えて夜は自宅に帰ったので、疲れはあまり感じませんでした。

父の場合は病院から家に連れて帰ったので、その日から実家に泊まり込みで疲労困憊。

生きている人が葬儀で倒れては元も子もないということはわかるけど、心のすみっこに母に対して罪悪感ぽっちり。

お母さんごめんね。ありがとうね。
 

37度半ばの熱が続きますが、おしゃべりもしています。

職場復帰してから、退勤後毎日通っています。

話していると元気なので、わかりませんが、ナースに聞くと、37.5度前後の熱がほぼ毎日あります。

調子よく話すときもありますが、意味がわからないことも多いです。

ここ数日は、「ありがとうございます」や「してもらって悪いねえ」という言葉が多いので、私のことを娘だと思っていないかも。

行って「○○子だよ」というとにっこりします。それが励みです。

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昨年の4月に取った写真です。

2月に転倒入院後、車いすにのっていた頃です。

今は、まったく寝たきりで、上腕しか動かせません。

1年たたずにここまで変化しました。

短期間での変化に驚くばかりです。

でも、まだおしゃべりできるし、家族もわかる状態です。

笑顔が増えるように、できることをやっていきたいです。

 

年金と確定申告

以前書いたように、過去5年間の年金が2月15日に支払われ、源泉徴収票が届きました。

確定申告をするのかと思い、あせりましたが、調べると、当該の年度での収入となり、まとめて申告したりする必要はないそうです。

単年度であれば、母の場合所得税のかかる額ではないので、確定申告の必要はありません。

今は、インターネットがあって、こうやって調べられますが、以前なら、また年金事務所などに問い合わせをしなければならなかったでしょう。

 便利ですが、母くらいの高齢者おひとりでは調べるのも難しいでしょう。

お役所は、源泉徴収票を送付する際に、確定申告は単年度扱いですよ、とか、○○円以下は確定申告不要ですよ、というリーフレットを一枚入れておいてくれるといいと思います。

それがあれば、あわてなくてすみました。

ということで、一件落着?です。

発熱が続きます。

 入院7日目 2月28日(水)

 朝37.2° 15時37.7°

 看護師さんによると、医師の診察があったそうです。

 「発熱は様子を見ましょう」とのこと。

 

 午後叔母と一緒に28日2回目のお見舞い。

 叔母に会えて喜ぶ。

 しばらくすると目をきょろきょろさせて、見まわす。この動作はよく見られる。自分がどこにいるかわからなくて混乱しているのかも。

 叔母に会って喜んだけど、その後小さい声で何かを言うが、よくわからない。

 一度、「死ぬときは、私水飲みたい」って聞こえてぎょっとする。

 

入院8日目 3月1日(木) 1日から私の職場復帰のため、夕方5時30分過ぎにお見舞い。

朝 37.4° 午後37.5°

「じゃあお風呂入れませんでしたか?」と聞くと、お風呂入れてくれたとのこと。

本人は忘れてたらしく、思い出してニコニコ。お風呂に入ると血行がよくなって楽になるのだと思う。機嫌がよくてほっとする。

 

入院9日目 3月2日(金)

朝37.1° 午後37.4° 18:30 37.5°

入院してしばらくは熱があるときは、アイスノンをしていたが、発熱の対策はしてない様子。

硬くて首が痛くなるから私がいるときは、アイスノンを1時間くらいではずさせてもらっていたからでしょうか。

口数が少ない。

入院してから、舌に白い苔が増えているのが気になっていた。昨日から、ハンドバッグにビニール手袋を持ってくるようにした。スタッフが部屋にいないときに、舌苔ブラシできれいにしてあげる。在宅介護でも、1日3回口腔ケアをすると発熱が減ったような気がした。それに気が付いたのは、在宅介護生活終わりに近づいたころだったけど。

  地元の人が書いた、昭和初期の小説を声を出して読む母に読んで聞かせる。

「そうだね」とは言うけど、いつものような反応はない。

入院すれば、話をする機会も減って認知症が進むのでは、と恐れていたが、もう進んじゃった?

在宅でも見る間に、衰えは進んでいたので、一概に入院のせいとは言えないでしょうけど。

 

まだ私の顔はわかるので、できるだけ週末は話しかけに行こう。

 母のいる療養病棟は、早朝(5時か6時)に朝の栄養分。10時30分に昼の栄養分、16時に夕方の栄養分をいれるスケジュールらしい。その少し前におむつ交換。スケジュールがわかるとお見舞いに行く時間を調整できる。

胃ろうを在宅介護で続ける条件

 介護休暇が残り2カ月となった頃、今後の介護をどうするか真剣に悩んだ。

 友人で、同じようにお母さまが胃ろうだった人がいる。彼女は、週に4日ほどショートステイ、あとはヘルパーさんと訪問看護でやっていた。

 ショートステイも考えた。しかし、90歳を迎えた母は、急速に弱り、毎週ショートステイで車で移動は、体力を消耗しそうだった。ショートステイの施設では、基本的に昼間しか看護師は配置されない。痰の吸引は昼間の時間しかできないので、頻回に吸引の必要のある状態では難しい。いつなんどき具合が悪くなるかわからない状態では、リスクが高い。

 実は、あるショートステイ施設の相談員さんが親切で、施設内の雰囲気もよかったので、契約も交わし、復職後は火曜日から金曜日までお世話になる予定だった。

 しかし2月の厳寒期に発熱がほぼ毎日起こり、急変があった場合のリスクを考え、療養病棟に入院を申し込んだ。

 在宅で胃ろうを続けられないのは、胃ろうを行えるのが、看護師か、家族のみと定められていることも大きい。私たちが住んでいる地域では、訪問看護師は、体温測定、血圧測定、健康観察、アドバイスなどで、胃ろうはしてくれない。 

 栄養分の注入を朝晩2回にすることも考えたが、2回目の胃ろうのペグの交換の入院時に試してもらったが、量が多くなり、げっぷが上がってくることが多かった。誤嚥の危険も高まるので、無理はしないことにした。

 ヘルパーさんでも胃ろうへの栄養分の注入ができるようになれば、状況は大きく変わると思う。

 昼食分だけ注入してもらえば、朝晩は家族ができる。訪問入浴を頼めば、在宅介護は十分続けていけるだろう。

 9月半ばに退院し、2月下旬に入院するまで、母の栄養分と薬剤の注入は、デイサービスに行く日を除いては、私がすべてやっていた。

 代わってくれる人がいないことや、衛生管理に神経を使い、最初の2カ月は非常に疲れた。だが、人間慣れるもので、後半はそれほど負担にも感じられなかった。しかし、やはり、私が倒れたら、母はどうなるんだ、という緊張感は常にあった。

 介護者に脳出血が多いという記事を読み、ほんとかどうかわからないが、ありそうな話だなあと思っていた。

 家族の負担は大きい。一人では難しい。家族内に協力者がいれば負担はかなり減るだろう。だがやはり、家族以外のヘルパーなどの介護者でも、胃ろうへの栄養分の注入を可能にするのが一番だと思う。

  

発熱と右足のむくみ

 2月26日(月)9時30分の検温時に37.9度の発熱。

 そろそろ、病院に慣れてきた頃と思っていたので、ふいを突かれた。足もむくんで、特に右足のくるぶしから下が、赤くなり熱を帯びている。

 少し時間をおいてから、看護師に足を見せると、左足も同じくらい温かいですよ、と軽く流された。

 わきに保冷剤を入れてもらう。

 11時に栄養を注入。その後「寒い」と訴える。ひざかけを肩の周りにかける。20分後に「寒くなくなった」と言う。家にいたときは、栄養剤を電子レンジで温めていたが、病院では、温めていないので、冷たいものがお腹に入って寒いのかも。

 母の顔をみていたら母が、「お茶飲め」と私に行った。「飲むよ。お母さんは?」と聞くと、「飲んでる。」と答えてくれた。

 入院してほっとしていたのが、このまま熱が続き、体のむくみもとれず、全身が衰弱していってしまったら、そんなに長くもたないのではと思ったらせつなくなった。ぱんぱんにはれた足をさすりながら涙が出た。

 午後は37.6度。手をさわったら冷たいし、だんだん下がったと思っていたら、夕方6時30分も37.6度。

 今日は新聞に俳句と短歌が載る日。わかりやすいものを読み上げる。どのくらいわかっているのか、私を喜ばせるためにわかったふりをしているのか、「いいねえ」とか「わかるねえ」と言ってくれる。

 夕方ケアワーカーさんが、室温が高いから、エアコン切ってもいいかと聞いてくる。同室の患者さんに暑がりの人もいるそうだ。どうぞ切ってくださいと答えた。その患者さんのために室温設定が低かったのか!

 足のむくみも足の下にいれる床ずれ防止クッションの入れ方で、かなり違う。一人の看護師に行っても、全員のスタッフに伝わらない。

 うるさい患者だと思われても、細かく言うべきなのかと悩んでしまう。

 昨日は、おやすみを言って、7時ころ帰る。

 3月1日に復職すれば、こんなに来られないと思うとせつなかった。

 体温調整や、クッションの入れ方をスタッフによくお伝えしてお願いしておこう。